2016-01-23から1日間の記事一覧

『本の透視図』(菅原 孝雄、国書刊行会) 

『本の透視図』(菅原 孝雄、国書刊行会、2012年12月刊)を斜めよみする。全体として、ばらばらでまとまりがない印象があるが、ひとつひとつの文章はそれなりに新鮮である。どんな経歴の方なのだろうと不思議に思ったが、著者の略歴が、後の方に「編集者の極…

『デジタル書物学事始め』(安形麻里、勉誠出版、2010年)

『デジタル書物学事始め』(安形麻里、勉誠出版、2010年)をざっと読む。グーテンベルク聖書についてなかなか興味深い研究など。文章は読み易く、良く書けている。分析書誌学とは、紙の本についての「モノ」の観点からの考古学的研究とのこと。