2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『21世紀の資本』(トマ・ピケティ著、みすず書房、2014年12月8日発行)

GDPはある国の国境内でその年に生産された財やサービスの量。GDPから減価償却を差し引いたものが国内純生産。それに外国からの純収入を足したものが国民所得である。 国民所得=国内算出(国内純生産)+外国からの純収入 国民所得=資本所得+労働所得 資本…

『ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス』(春名 幹男著、KADOKAWA、2020年10月30日発行)

本書は主に米国で公開された資料や日本の裁判記録などをもとに調査し、分析した書である。独自のインタビューもあるが、インタビューは、みな、かなりの年月を経てからの記憶に頼るインタビューなので結論の強化という印象を受ける。本書は米国資料を何度も…

『予測学 未来はどこまで読めるのか』(大平 徹著、新潮選書、2020年8月25日)

話題レベルの事柄を寄せ集めただけのざっぱくな本である。予測学というより予想学という方が適切ではないか?

『逆転の大中国史 ユーラシアの視点から』(楊 海英著、文春文庫、2019年3月10日発行)

ユーラシアの草原を中心にして中国を見ると、草原から下ったところにある狭い地域となる。中華思想は中国をすべての中心であると考えるが、ユーラシア史観からは反知性的であるとする。中国の歴史の中で、農耕民族の王朝は、前漢・後漢、明の700年、遊牧民が…

『アルツハイマー征服』(下山 進著、株式会社KADOKAWA、2021年1月18日発行)

家族性アルツハイマーの家系の話がイントロと最後に出てくるが、これを読むと人生が運に左右されていることを痛感する。運が良い人と運が悪い人がいるが、アルツハイマー家系に生まれた人たちも、そうでない人達と同じように幸せに生きる権利がある。 アルツ…