2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1974年は消費者物価指数CPIが前年比23%増加し、「狂乱物価」と名付けられた。このときはガソリンなど石油関連製品の値段が上がり、CPIも上がった。インフレの原因は原油高と信じられているが、その後の分析では原油高とCPIに因果関係がないことが示されてい…
データを集め、数字を分析し、感性(直観)で判断する。 値下がりしたとき、買い増すか、損切するか。 戦前は、日清・日露・第一次大戦の戦争景気で上げ、戦争終結でピークを付けた。太平洋戦争は管理相場。 スーパーサイクル 1950年7月6日の85円から1989年1…
「北極がなくなる」というタイトルは正しくなく、北極の氷がなくなる日が正しいだろう。 1950年代と1960年代に南極とグリーンランドの氷床コアの採掘がはじまって、解析技術が進歩した。ここ40万年ほど気温と二酸化炭素・メタンガスの濃度を推定すると、氷期…
評価基準を揃えるためレトルトカレーで評価する。随時追加。 1.ボンディ(神田) チーズカレー 最高 2.黒毛和牛と10種スパイスのごろごろビーフカレー(中辛)成城石井 肉がゴロゴロ入っているのが良い。高いが価格だけのことはある。 3.成城石井・中…
日本株式の目を覆う惨状 2021年10月26日現在の日経500種平均銘柄の中で、1989年にも上場していた銘柄は323銘柄あり、直近株価が1989年を上回っているのは150銘柄(46%)のみ。95銘柄は半値以下、14銘柄は10分の1以下。 1989年末に上場していた1334銘柄につ…
ウェゲナーの大陸移動説最終版(1929年)の翻訳である。ウェゲナーは大陸移動説を1910年頃に着想、1912年1月6日の地質学会の席で初めて発表した。1915年本書初版を発行、1929年に第4版を発行した。 当時は地球収縮説、海洋底永久不変説(米国の地質学者間で…
宇宙からくるシグナルの観測は、光(19世紀)、赤外線、電波、X線(20世紀)、ニュートリノ、重力波(21世紀)に広がる。 長さスケール 距離の測定:地球公転の年周視差は1万光年まで⇒明るさの分かっている星(標準光源)の明るさを使う(セファイド型:5000…
下巻の中心的登場人物は鄧小平である。その前に、周恩来の失脚・キッシンジャーとの別れ、毛沢東の死についても語られる。1973年11月には周恩来がいつもより毛沢東に敬意を払い、ためらい勝ちであったが、歴史家の指摘ではそのころ周恩来に対する四人組の批…
第二次大戦後、米中対立となる。朝鮮戦争(1950年6月25日攻撃開始、1953年7月27日休戦合意)、第一次台湾海峡危機(1954年1月18日大陸側が大陳島と一江山島に侵攻~1955年休戦)、第二次台湾海峡危機(1958年8月23日沖合の島への砲撃)で、米中対立が続く。…