三省堂の神保町紙の本(不確か)のコーナーで見つけた本。それほど製本が良いわけではないのに、結構価格が高い。
でも、奥付けに合計1000部売れたとあって、つい買ってしまった。いわゆる初版1000部ではなくて、実績で1000部だからたいしたもの(?)
早速読む。
アマゾンマーケットプレイスで古本を売ることについての経験談なので、なかなか面白い。
古書の世界も面白そうだ。
「古本屋はネット社内の恩恵をもっとも受けている。」(p.49)
しかし、アマゾンは消費者が王様、出店者にとっては地獄の競争を強いられるということが良く分かる。
特に販売店が出店者になった場合は、差別化が難しいので究極の価格競争が起きる。
一方で、アマゾンでは他で販売されていない本、ユニークな本は極端に高額になってしまうケースがあるようだ。ここでは専門家の目利きとか良識がまったく通用していないのだ。
アマゾンからは、本の送料として、260円を支給される。
ブックオフから仕入れることも多いようだ。ブックオフは仕入れが安いから、お店の価格も安いのだろう。
○日本の古本屋