『お言葉ですが…』の縦書きにおける数字の表記についての意見(メモ)

高島 俊男『お言葉ですが…』(文藝春秋、1999年発行、文庫版)を古本屋で買ってきました。
高島さんの文章表記、漢字の表記に関する意見は非常に辛口だけど、なかなか参考になりますね。

でこの中に、昨年いろいろ調べていた、縦書きにおける数字の表記についての意見が出ています。

「一年三〇〇六一〇五日?」(第1巻 pp.272 - 276, 原文は縦書きです。)

縦書きの文章で、百という数字を表すとき

「百」「一〇〇」「100」の表記がある。

毎日新聞は、「百」→「100」に変更する
・一般には、「一〇〇」が多い

しかし、「一〇〇」のような書き方は良くない。

特に不定数に「一〇〇」は良くない。「数一〇〇」人はおかしい。

100方式は次善の策だ。