クアラルンプール小旅行記

昨年はバンコクだったが、今年はクアラルンプールに3泊4日の小旅行をした。たまにアジアで非日常を味わって、リチャージしてマンネリを打破するのだ。

初日

10月31日10時成田発。マレーシア航空のチェックインカウンターは長蛇の列でチェックインに40分ほどかかった。ここからもうマレーシアなんだからと諦めたけれど、やはりもっとチェックインは短くしてほしい。自動化なし、全部人手、でしかもスタッフの人数も少ないのでいけないんだろう。

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成田空港・マレーシア航空チェックインの列

さてなんとか搭乗し、出発したのは良いが飛行機が揺れること。いままで数えきれないほど飛行機に乗ったが、記憶にある限り揺れている時間も揺れる回数も一番多いフライトとなった。次回はできるだけ他の航空会社にしたい。

クアラルンプール空港はすんなり入国できた。「タビトモ」には顔認識で入国審査しているとあったが、そのような様子はなかった。もしかすると成田で撮影した顔写真が共有されている。まさかそんなことはないだろうと思うけれども。いづれにしても入国の書類は一切不要で完全にペーパーレスとなっていた。

空港で少し両替して、KLExpressにてクアラルンプール・セントラル駅まで。途中停車駅なしで快適だったが、電車はがらがらだった。

クアラルンプール・セントラル駅からはモノレールに乗る。毎回の切符を買うのはめんどうなので、最初からタッチアンドゴーというICカードを買おうとしたが、もう駅の窓口では切符のみの販売で、ICカードは締め切りで買えないそうだ(18時半頃)。窓口の人は、どうしても買いたいならタッチアンドゴーのオフィスが近くにあるからそこに行けという。駅自体は大きなショッピングモールになっていて、その中にオフィスがあるらしい。探すのにだいぶかかったが、モールの3階のオフィスになんとかたどり着いてICカードを買う、基本10RMに20RM分追加チャージして貰った。これはMTR、LTRという2種類の電車、モノレールが共通らしい。このクアラルンプール・セントラル駅のショッピングモールは東京のそれとそっくり。

モノレールの中からホテルIstana Kuala Lumpurが見えた。ホテルはセットになっていたので申し込んだが、ちょっと古く設備はあまり良くないようで残念。日本人向けの特別サービスがあって、日本食の朝食が用意されているが、わざわざクアラルンプールに来て日本食はないよ。

ホテルから中心街のブキッ・ビンタンまでは歩いて10分かからない。

10月31日の夕食は、ブキッ・ビンタンのパビリオン内のMadam Kwan'sという「タビトモ」お勧めの大衆レストランでAssam Prawnsというエビの料理を食べた。 美味しかったが辛い。ビールで中和し、ご飯に混ぜてようやく食べられた。支払いはクレジットカードで日本円とする。パビリオンの中で出口が分からなくて迷う。一番分かり難いのがレベル番号で地上が1ではないようだ。(旅行中2回行ったが地上が2なのかいまだに良く分かっていない。)

パビリオン内でたまたま両替所を見つけたので追加で両替した。これでクアラルンプールの3か所で両替したことになるが、比較すると次のようになる。

・空港の両替:28.5円/RM

・クレジットカード:27.2円/RM

・街中の両替店:26.0円/RM

このようにレートがかなり違う。バンコクもそうだが、空港の両替所はかなりボッテいる。東京の両替所で両替したことはないが、どうなんだろう。

2日目

11月1日は10時頃から14時ころまで、ホテルから西に歩いてレトロな地域を観に行った。朝雨が降ったようで、地面が濡れているところが残っている。目検討で1時間位歩き、なんとかマスジャット・ジャメ駅まで到着する。この間は暑くもなくさわやかで気持ちが良かった。かなり赤道に近いのに、午前中はさわやかなのは驚きだ。クアラルンプールは多民族が交じり合って道を歩いているので開放的な印象を受ける。比較しても仕方ないが、東京は街をあるいていても同じ顔の人たちばかりで息が詰まる。

ここは地図を見ると、クアラルンプールの名前のもととなった泥の川の交わるところのようだ、こんな感じである。マスジャット・ジャメ駅は川の上にできているので、駅を越えた時に知らないうちにひとつの川をわたったことになる。

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川の交わるところ

川の交わる頂点の場所にはスルタンの建物があるが金曜日はお休みで入れない。マスジャット・ジャメ駅の西側の辺りは昔の行政の中心だったようだ。古い建物が並んでいる。途中で織物の博物館(TEKSTIL NEGARA)があったので入ってみた。

そのあと、国立モスク、クアラルンプール駅と歩いて、バサール・セリまでたどり着く。かなり歩いて疲れたので一旦ホテルに帰って一休み。そのあと、また、バサール・セリまで行って、今度はセントラルマーケットに行く。

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セントラルマーケット

ここは衣料品、雑貨など面白い店が集まっている。「タビトモ」には値段が出ていると定価販売とあったが錫のグラスは結構値引きしているようだ。とりあえず、218RMのピューター(ワイングラス型)を100RMにするというので一つゲット。安いが売れ残りとのことで残念ながら一つしかない。よく見るとこれは少し傷がついているし縁も曲がっているところがある。ま、売れ残りだからね。

11月1日ブキッ・ビンタン駅近くの両替所は26.17円である。10月31日と11月1日ではレートが違うはずだが、26円は良いレートだと思う。ちなみにここはSellが1000円38.2RM、Buyが同38.8だった。手数料率1.6%か。ということでここで買い物予算分をまとめて両替した。

3日目

今日の夜11時の便で帰国する。朝から昨日のセントラルマーケットにお土産を買いに行く。今日は昨日と違って朝から蒸し暑い。昨日、さわやかだったのは早朝に雨が降ったためだろうか?

昨日の店に行ってまた売れ残りのピューターを物色する。いいお茶いれがあったのでちょっと予算オーバーだけどゲット!

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ピューター・お茶入れ

あと少し土産物を買ってホテルに戻る。

他に特に行きたいところもないけど、ICカードはだいぶ残っている。30RMをチャージしたのが多すぎたのかもしれないが、MTRの料金が東京の地下鉄と比べてかなり安いためもありそうだ。駅の機械でICカードの利用分析ができるが、プリントの方法はまだわかっていない。

今は雨期なのだそうだが「雨が降らないなぁ」と思っていたところ13時頃から雷を伴うスコールが来た。大よそ1時間半くらいでほぼやんだ。外出していなくてよかった。

雨が降ると外は少し涼しくなるようだ。1年中気温はあまり変わらないようなので、恐らく夏場は東京よりも相当過ごし易いに違いない。