『地球に月が2つあったころ』(エリック・アスフォーク著、柏書房、2021年1月8日発行)

タイトルからは地球に月が2つあったころの話をしていると思われるのだが、本文を読んでも、そのような内容の記述が出てこないのだが。読み方が悪いのだろうか?

地球にティアという隕石が衝突してはじきさされた塊が月になったという巨大衝突説が数回語られているが、それもなかなか明確には分かりにくい。

著者の話があっちこっちに飛んでいくので極めて理解しにくい。文脈の進め方という点では、悪書というべき。