投資参考資料(日本)

ピケティの『21世紀の資本』には、国民所得=資本所得+労働所得という計算式がでてくる。要するに、収入は労働収入と資本収入という二つにわけられる。『21世紀の資本』を読むと、資本所得というものが非常に重要であるという認識を得られる。

これを一般の事業会社に適用すると、労働収入は営業利益、資本収入はおおよそ営業外の利益に該当すると言って良いのではないか? いつも営業利益を増やすために売上を増やし、経費を減らせと言っている。今日は、いかにして資本収入を増やすかを考える。

資本とは何か。貸借対照表の資本の部の総計が資本である。資本は、通常、土地や設備投資などに充てられる。データセンターを作るなど考えなければソフトウェア会社では必要とする資本は少ない。つまり、余剰な資本が多いので、余剰な資本をもっと有効に活用して資本収入を増やすように努力したい。

株は安いときに買い、高くなったら売る

安く買って高く売れば儲かる。安いかどうかをどうやって判断するか?

ある日の終値が分かったとき、明日はそれがどうなるかを、高い確度で予想できるか?

これを予想できれば儲かる。上がることが予想できれば現物取引で儲かる。もし、下がることが予想できれば株を借りて信用で売り、安くなったら買戻して差益を得られる。しかし、これは夢である。 

株価は予想できない。ランダムウォークと言われる。純粋なランダムではないが、予想できない動きをする。

なので、予想できないと考える方が良い。そうすると何も考えないで売り買いするとギャンブルになる。結果として儲かるときもあれば儲からないときもある。これはだめだ。

では、確実に儲けるにはどうするか? まず、損をしない方法を考える。銀行預金はペイオフに引っかからない範囲であるが「元本を保証」する。つまり、減らないことに価値がある。

株式での元本保証は配当をもって考えると良いのではないか。

配当 4% 所得税20% 30年間 累積:120% 税別:96%

最悪でも元本は戻る。

仮に、元本価格が棄損しないと仮定すると概ね30年間で200%になる。

年間の金利がxのとき、30年間で200%になるかというと、x=2.3374%

つまり配当4%の株を30年間持ち続けるができ、元本が棄損しないならば、おおよそ金利2.34%(複利)でお金を30年間預けることに匹敵するだろう。

この場合、投資先の業績が落ちて、配当4%が維持できなくならないかどうか、を常に注意する必要がある。もし、その可能性が大きいなら撤退しなければならない。

株式から得られる利益

こうすれば配当を下支えにすることができる。しかし、それだけでは5%程度の運用益しか得られない。運用益を毎年10%位まで伸ばすことを目標とすると、配当だけでは目標達成は不可能である。 

株式の売買と保有を通じて得られる可能性のある利益は配当金(インカムゲイン)と売買損益(キャピタルゲイン)の2種類になる。

売買損益は売却したときの代金から買ったときの代金を引いた差額である。プラスなら売買益、マイナスなら売買損になる。上場している株式は証券取引所で売り手と買い手がオファーを出し合って価格が決まり、証券取引所は空いている時間帯(平日9時~15時)に次々刻々と価格が変わる。

売買益を得るには安いときに買い、高いときに売る必要がある。

株を買うと、その株数分だけ会社の所有者になる。所有している間の権利として配当金をもらう権利がある。配当金は会社が儲かったときの分け前にあたる。1年2回出す会社が多い。その場合、3年保有すれば6回になる。配当金を出さない会社もある。例えば、メルカリは現在配当金を出していない。

トータルリターン=保有期間中の配当金累積額+売買損益

保有している間、配当金をもらったとしても、その間に価格が下がってしまうと売買で損になる。従って、売買で損にならないような株を選ぶ必要がある。

株式運用利益

配当を毎年5%、売買損益を毎年5%とすると毎年の利益10%を達成できるだろう。

銘柄選択基準

営業成績が良いこと。

・経常利益率10%を維持できる。

・安定した業績を期待できる=ストック型ビジネスの方が安定しているだろう。

フロー型:小売業、旅行業、消費財製造業

ストック型:通信、保険、銀行

成長していること。将来の成長が見込めること。

長期投資

長期を仮に10年から20年とする。長期投資で儲かれば一番楽だ。ある株を買って10年間位なにもしないで放置する。いつの間にか株価が上がっている。そういう株もあるのは確かだ。その前提は力のある経営者が会社を大きくする過程にうまく乗ることができることだが。

ナンピン

どの株式投資本にもナンピン(所有株が値下がりしたら買い増して単価を下げる)をしてはいけない、と書いてある。もう少し詳しく考えてみる。

単価が下がって何が良いかというと将来上がったときの利益が増える。しかし、ナンピンしても思ったほど買い付けの単価は下がらない。買い付け金額が増えて単価は下がらないのでというのがナンピンの難点だ。

・会社の業績が良く、周りの環境で株価が下がっているような場合

・会社の業績が悪く、株価が下がっている場合

信用取引の活用例

信用取引の活用例まとめ8選|東海東京証券株式会社

バリュー投資と成長株投資で含み損についての考えが違うべき

含み損銘柄は即損切り 「利大損小」ルールを徹底 

ある成長株投資家の言葉「大きな運用方針は、「利大損小」です。「損小」については、1円でも含み損がある銘柄は損切りすることにしています。売った後も変わらず魅力的な銘柄であれば、買い直せばいいだけですから。そして、含み益の銘柄はできるだけ利益確定せずに長期保有することで、「利大」を狙います。

こうした方針を採っているのは、私が成長株投資に特化しているからです。バリュー株投資と成長株投資では、損切りの重要性が異なってくると考えています。」

これは腑に落ちる。

業種別平均PER/PBR

その他統計資料 | 日本取引所グループ

正味流動資産

【毎週末更新】かぶ1000流ネットネット株の最新版ランキングを掲載。

業種別の動向

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銀行株と米国債の利回りには相関が大きい

米国債投資における「利回り」の仕組みとは? | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン

30年の意味

SP500の1929年からの推移。万一、高値で買ってしまうと30年位待たないと戻らないことが示されている(?)ちょっとわからない。

 

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増配期待銘柄に分散投資 年200万円超の配当得る: 日本経済新聞

この人は2020年に配当230万円(税込み)だそうだが、評価額9千万円に対して3%に満たない。売買による利益を積み重ねないと配当だけでは資産を大きく増やせないのではないだろうか。

CDSとは

https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/abstract/affiliate/kinpo/kinpo2008_1_6.pdf

 

2021年2月号(第59巻第3号)|日本証券アナリスト協会

 

ビジネス特集 “10兆円”大学ファンドの船出 日本の大学衰退を救えるか | 教育 | NHKニュース

業界動向

https://gyokai-search.com/

素材

パラジウムの生産量世界の4割、ロシアの逆制裁で日本に大打撃? アルミ、チタン、プラチナ・・・豊富な地下資源が持つ威力(1/6) | JBpress (ジェイビープレス)