『孫子—「兵法の神髄」を読む』(渡邉 義浩著、中公新書、2022年11月25日発行)

孫子と言われる人物は二人いる。

孫武春秋時代の呉で活躍した。前6世紀頃。

孫臏—戦国時代の斉で活躍した。前4世紀頃。

現在の『孫子』は三国時代曹操(155-220年)が定めた魏武注版。

全13篇。

国、王、将、兵士、などについて、現在にも通じる合理的なものの考え方をしている。