『大収縮 1929-1933 米国金融史第7章』(ミルトン・フリードマン他著、日経BP社、2009年9月29日発行)

金為替本位制:1929年の時点。欧米諸国の大半は通貨準備を金そのものではなく、米ドルや英ポンドなど、固定された相場で金と兌換できる他の通貨として保有した。

固定相場制だと異なる国々の物価や所得が密接に関連する。このため1929年以降世界規模で所得と物価が下落した。