『トランプのアメリカに住む』(吉見 俊哉著、岩波新書、2018年9月20日発行)

第一期トランプ政権時代にアメリカに住んだ時の話が多い。今になってはちょっと古いが、昔の騒ぎを思い出した。

ポスト真実化という切り口は面白い。

ロシア疑惑、ロシアの諜報工作と2016年大統領選。

フェイクニュースマケドニア中部のヴェレスの若者によるフェイクサイトで広告収入稼ぎ。

大統領候補にすらなるはずがないトランプが大統領となるアメリカ。暴言の繰り返しが効果を生んだ。狡猾な戦略。

紋切型主張。悪魔祓い。トランプは自己顕示欲がすべて。1冊も本を読みとおしたことがない。集中力が続かない。

インターネットの世界では、粗製乱造でも情報量を爆発的に増やした方が有利になる。

『共謀』(ルーク・ハーディング)

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