『大暴落の夜に長期投資家が考えていること』(ろくすけ著、星海社新書、2025年1月27日発行)

1999年から2006年頃まで積み立て投資を行う。2006年頃の不動産市況にバブルを感じて現金化(センス良い!)

2008年頃から個別株投資を開始。成功のポイント:

・株価急落、暴落の場面では「狼狽売り」などの衝動的な行動は絶対に慎むこと。

・自分なりに見積もった株式の価値に基づいて投資判断をおこなうこと。

2024年8月初旬の下げでは次の方針でのぞんだ

・7月半ばまでの上昇相場で株価が上がってしまって欲しかったが買えなかった株を買う。

・値戻しが早そうな大型株を買う。

・主力投資先の中小型株は極端に下がる可能性があるので、そうなれば果敢に買い向かい。

マイ目標株価

企業の実力対株価:株価は実力の影であり、欲と恐怖の光で増幅されたり、縮小されたりする。縮小されたときは買いのチャンス。現実の株価ではなく、企業の実力を基準にして判断すること。

企業の実力は株価ほど短期的に変動しない。

長期投資の肝は企業の実体を見ること。

理論株価は恣意的なので頼れない。

損切という発想はない。そもそも買値は価値に関係ない。価値<株価で売り。価値が下がって、株価が割高になってしまったら売り。価値より株価が割高になったら売り。

ろくすけ・カブス

資産全体に対して保有2%以上を主力株(スタメン)とする。2024年11月スタメンは7銘柄。投資ストーリーを発信する。

スパークス・グループ(阿部修平氏創業)に注目する。投資とは「企業の実態価値と価格(株価)との差異の裁定機会に主体的に参加する」と定義している。

www.sparx.jp