野口さんの「超」XXシリーズの最近刊である。
文章の長さが、150字、1500字、15000字、15万字が目安というのは面白い。
150字がパラグラフ、1500字は論説やエッセイなどの短文、15000字は論文、15万字は本という区切りだそうな。
15万字は新書版の本なのでかなり日本的ではある。
Twitterの144字はちょうどパラグラフの長さかな?
本書には読者の注意を引くためのいろんな言葉をちりばめているの点、野口さんはプロの書き手といえるだろう。
自分で考えたことのほかに、面白い引用も多い。引用の幅広さと豊富さを見ると、なかなか博覧強記ぶりだが、すべて読書で得たものなのだろうか?どうも、その秘密は、辞典にあるようだ。英語の引用句辞典をつかっているのではないだろうか?最近は、インターネットで検索しているようだが。