2024-01-01から1年間の記事一覧
1791年議会が合衆国銀行設立に同意。期間20年。1809年に認可延長拒否で消え去る。 1816年再び第二合衆国銀行設立。1832年ジャクソン大統領の認可延長拒否で州法銀行に移行。その後廃業。 1861年南北戦争。1863年国法銀行法成立。財務省に国法銀行設立認可と…
2022年2月24日ロシアのウクライナ進攻前後のフランス・マクロン大統領の行動。ゼレンスキーの勇気。欧州の過去の戦争では政府は亡命することが多かったが、キーウに留まって徹底抗戦を呼びかけた。 EU正義派はバルト3国と東欧(ハンガリーを除く)、及び北欧…
前書きより 西洋の敗北とは、宗教面、産業面、道徳面における西洋自身の崩壊のプロセスである。二つの西洋。①アメリカ、イギリス、フランスの三大自由民主主義国。②それにドイツ、日本を加えた経済的近代の西洋、広義の西欧。ドイツ、日本は権威主義的傾向が…
いままで読んだ金利についての本の中では一番面白くお薦め。しかし、この本を読むと経済学者というのは実際の社会経済、実社会については子供レベルの知識しかないのではないか?という印象を受けてしまう。 金利は儲ける機会の大きい経済では高くなり、成長…
世界の中央銀行が利上げするなか、日銀は金融緩和を続け、最後に利上げする。すると直後に金融危機が起きる。米国経済は日本の6倍以上だが、マネーの供給量は日銀の方がFRBより大きい。(p.19) 米国債の大きな買い手は日本しかいない。中国は買わない。FRB…
中国が九段線という条約上の根拠が不明確な境界線で南シナ海をすっぽりと囲み、「中国は南海諸島およびその周辺海域に対し、争う余地のない主権を有する」と主張した。 ハーグの国際仲介裁判は2016年7月12日中国の南シナ海での主張を全面的に退ける国際司法…
2024/10/20読了。千代田図書館から借りた。 ベトナムとフィリピンとASEANの南シナ海問題へ対応の変遷を整理してる。中国政府の悪質さが印象的:隙あらば南シナ海の島を占拠、既成事実化する機会主義ぶり。約束を守らない嘘つきぶり。
米国の海洋パワーは捕鯨から。1776年独立宣言。19世紀初頭から貿易船と捕鯨船を守るために世界中に小規模な戦隊を覇権。19世紀中ごろからは太平洋での捕鯨(鯨油)が活発に、1860年代~1870年代に灯油が登場して捕鯨は衰退。ペリー来航は捕鯨船の拠点確保の…
尖閣諸島防衛のため奄美大島、沖縄本島、宮古島、石垣島に自衛隊の地対艦ミサイル部隊配置、今年4月に南西の壁が完成した。今後、米軍と一体化した指揮・統制下に入り、台湾有事への備えに変質する。 2023年3月石垣島に石垣駐屯地が開設され、我が国国防の最…
都心から1時間以上かかる、千葉ニュータウンはデータセンターのメッカ。 ・エンタープライズデータセンター ・ハイパースケールデータセンター クラウドサービス事業者が自ら設計し、運用する ・キャリアホテル 大都市の中心部にある。通信のハブ 2016年5月E…
メキシコシティは標高2000メートル以上の高原地帯。可耕地面積は国土の15%。 ティオティワカン:メキシコ高原、紀元前後から7世紀、マヤ:紀元3世紀~9世紀、アステカ帝国:15世紀(室町時代)に栄えた。 1521年からスペイン帝国の支配下にはいる。 19世紀初…
アメリカとメキシコ国境。壁を越えるのは、メキシコ人だけではなく、中米、アフリカ、インドからの移民も。 サンティエゴの南、メキシコのティファナ。二つの都市は人口500万人の一つの経済圏だが、壁で区切られている。 16年11月米国大統領選でトランプが移…
古代ローマ時代にシテ島がガリア統治の最前線となった。交通の要衝。ローマ支配時代の遺構、遺物が残っている。 パリのあたりは人間活動に恵まれた地であり。ケルト系、ラテン系、ゲルマン系諸集団が相互交流した。諸文化の出会いの地。 パリはカペ朝(987~…
アルゴリズム戦横断機能チーム(プロジェクト・メイブン):2017年4月設立承認。迅速に行動、テック企業を活用、無人機動画から学習用データセットを作成、2017年末にイラクとシリアで反ISIS作戦を支援していた軍の情報部隊にAI目標分析システムを実戦配備し…
ドンキの秘密はメイトとよぶアルバイターが頑張っているところにあるようだ。 なぜそうなるかというと権限移譲にあるらしい。大幅な自由裁量権を与える。一方で、成果を上げた場合は昇格・昇給で報いる完全実力主義。 『源流』という経営の哲学書を共有する。
イギリスの話。 データを重視する発想の源は17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで興った啓蒙主義。それまでは世界は神秘的な謎と考えられていた。 ありとあらゆる物事についてデータが存在し、手に入れられると思い込む傾向がある。 英国では居住者に関して…
1931年2月~1932年6月までのチャップリンの世界旅行の顛末記。なかなか面白い。
オニールの方法は強気相場での手法のようだ。 また大化け銘柄を発掘することを強調している。 C:Current Quarterly Earnings A:Annual Earnings Increases N:Newer Companies、New Products、New Management、High off Properly Formed Bases S:Supply a…
2023年日本の経常収支は21兆3810億円だったが、それは第一次所得収支が34兆9240億円と史上最大だったため。貿易サービス収支は大きな赤字。 第一次所得収支は大部分が投資収益である。2022年でみると第一次所得収支の受取50.0兆円で、その内訳は証券投資収益…
なかなか雄大な構想を提案する書だ。 王墓の時代の死生観は、生死=時間が循環するのに対して、王墓消滅時代には、時間が直線的に流れるという点が面白い。
「技術的失業」1930年代にケインズが作った用語。 1960年代は25-54歳のアメリカ人男性で労働市場から締め出されていたのは6%程度だったが、今日では12%程度になっている。非大卒男性が実入りの良い仕事に就くのは困難になっている。 生産性バンドワゴン。…
かなり乱暴な文章が多い。 たとえば、「2003年4月末に日経平均株価が「7607円」を付けたところで、デフレ経済はいったん終焉を迎えているのです。」(p.96)という記述があるが、この人は平均株価をインフレ・デフレの判断基準としているように見える。これ…
モディ首相いるインド人民党(BJP)は2014年5月に政権成立。2019年の総選挙で2期目に入った。 モディ政権2期目で民主主義の形骸化、公平な選挙が実施されない。選挙債を通じた献金。SNSによる情報操作 ヒンドゥー至上主義が進み、イスラム教徒を社会生活から…
MSCIインデックス追加・削除 MSCI指数とは? 世界の投資家が注目する指数の特徴など分かりやすく解説! - 経済・ビジネス|QUICK Money World - 日本株、円安で薄まる存在感 全世界株指数から14銘柄減 今堀祥和 - 日本経済新聞 追加 2022/2追加 商船三井…
1961年から1966年に日本大使を務めたライシャワー氏の手紙風の日記。後日、こうした形でまとめられることを想定していたようだが、当時の日米関係の一旦、天皇家、大使と首相・外相の付き合いなど良く分かる。
2020年習近平の新時代経済思想が「新発展理念」にまとめられた。これは「自立自強」、「双循環経済」、「共同富裕」の3本柱からなる。 一体一路は陸のシルクロードと海のシルクロードがある。インド洋の周辺では軍事に使える港の整備を進めている。経済的プ…
2020年ロシアの対外情報庁(SVR)はソーラーウィンズ社(SolarWinds: ネットワークソフトウェアメーカー)の所有するアップデートサーバーをハック。オリオン(Orion)に対するアップデートデータにバックドアを仕掛けた。Orionの顧客17,000社以上がアップデ…
「礼儀だの正義だのといった堅苦しいルールは無視して、自分の考えを率直に表現する勇気をもとう」というトランプのメッセージに、日頃アメリカの現状に不満を募らせてきた人々の多くが、魅力を感じた。(p.46) 「何でもかんでもファックだ。移民も、移民の…
南海トラフ地震の発生確率は、時間予測モデルで計算されている。その考え方は、隆起量に基づく。2013年に30年以内に発生する確率が60%~70%とされた。2018年70%~80%に改定される。 2013年当時の地震調査研究推進本部の海溝型分科会の委員は、科学的に疑義…
オホーツク海は大陸とカムチャッカ半島とサハリン、千島列島に囲まれた領域。 ソ連時代:ソ連太平洋艦隊と潜水艦部隊(結局何の役にも立たなかった?)が極東に配置されていた。ベトナムのカムラン湾にも1979年頃から配置。空母ミンスク。インド洋にも展開。…