2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』(能勢 博著、ブルーバックス、2019年10月発行)

インターバル速歩とは、本人がややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを3分間ずつ交互に繰り返すというウォーキング方法である。それを1日5セット、週4回以上繰り返すと、5か月間で体力が20%向上する。(「はじめに」より) 具体的にインターバル速歩は次…

『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』(田坂 広志著、光文社新書、2019年10月30日発行)

運気という言葉はあまり意識したことがなかったが、要は運が良いか、悪いかとと言ったときの「運」である。運を信じるか、信じないかと正面から問われれば答えに窮するが、自分でも実際によくそう思うことがあるのは、たぶん信じているのだろう。 運を良くす…

『ベトナムの泥沼から』(デービッド・ハルバースタム著、みすず書房、1987年6月10日初版、2019年1月24日新装版発行)

デビッド・ハルバースタムが『ニューヨーク・タイムズ』のサイゴン特派員のときの活動記録である。滞在期間は、1962年9月頃から1963年12月までなので1年と3ヵ月。そう長い期間ではない。 ベトナムは、ゴ・ジン・ジェム大統領を筆頭とするゴ一族が強大な権力…

『専門知は、もういらないのか 無知礼賛と民主主義』(トム・二コルス著、みすず書房、2019年7月10日発行)

アメリカ人は、特に公共政策に関する無知を美徳と考えるところまで来てしまった。(p.2)それはなぜか、どこで起きているのか? を整理するのが本書のテーマである。 第3章アメリカの大学は商業主義によって学生をお客様にしている。その結果、学生が教授を…

『独ソ戦 絶滅戦争の悲惨』(大木 毅著、岩波新書、2019年7月発行)

岩波新書の『独ソ戦』が人気らしいと聞いて買ってきて読んだ。ソ連の崩壊前後から公開され始めた資料の研究が進んで、独ソ戦に関するこれまでの通説がだいぶ変わってきつつあるということは、なんとなく分かった。 スターリン像はあまり変わり映えしないが、…

クアラルンプール小旅行記

昨年はバンコクだったが、今年はクアラルンプールに3泊4日の小旅行をした。たまにアジアで非日常を味わって、リチャージしてマンネリを打破するのだ。 初日 10月31日10時成田発。マレーシア航空のチェックインカウンターは長蛇の列でチェックインに40分ほど…