その他

『コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか』(旦部 幸博著、講談社ブルーバックス、2016年2月20日初版一刷発行)

コーヒーを化学的視点で分析した本。単に美味しいコーヒーを飲みたい立場からはまったく面白くないし、あまり参考にならない。

『オッサンの壁』(佐藤 千矢子著、講談社現代新書、2022年4月20日発行)

2017年に毎日新聞社会部長に、全国紙女性初の政治部長となった著者の体験を中心とした主に男女間の(ジェンダ―)バリアに関する話である。 さっと読んでみた範囲では、あまり面白くない。一般に新聞記者やジャーナリストが書いた本はつまらないが、本書もそ…

『希望の歴史(下)』(ルドガー・ブレグマン著、文芸春秋、2021年7月30日発行)

ドイツ人が第二次世界大戦の終結の瞬間まで、士気が高く、精力的に戦い続けた。その理由は戦友を救いたいという友情である。イデオロギーではない。連合軍のプロパガンダ作戦は影響を及ぼさなかった。アメリカの兵士も同じで、仲間のために戦う。テロリスト…

『希望の歴史(上)』(ルドガー・ブレグマン著、文芸春秋、2021年7月30日発行)

第2次大戦、ドイツによるロンドン空襲、イギリスによるドイツ空襲で人々の集団ヒステリーを起こすことはできなかった。 2005年8月カトリーナの災害で無政府状態が引き起こされたとメディアが報じたが、それは事実ではない。事実は自発的な協力の波が起きた。…

『「バカ」の研究』(ジャン=フランソワ・マルミオン編、亜紀書房、2020年7月15日発行)

「バカ」とはなにかを真面目に論じている。 バカと愚かは違うらしい。 フランス人でないとこういう本は作れないような気がする。

『ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』(能勢 博著、ブルーバックス、2019年10月発行)

インターバル速歩とは、本人がややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを3分間ずつ交互に繰り返すというウォーキング方法である。それを1日5セット、週4回以上繰り返すと、5か月間で体力が20%向上する。(「はじめに」より) 具体的にインターバル速歩は次…