『「イスラム国」最終戦争』(国枝 昌樹、朝日新聞出版、2016年6月)

2016年2月27日
米ロ主導でシリア政府と反政府軍の間で停戦。但し、ヌスラ戦線、イスラム国のようなテロリストは停戦の対象ではない。

2016年4月13日ジュネーブ和平協議の再開の時期あたりまでのこと。

イスラム国包囲網が実効をあげてきている、との判断。イスラム国は破滅する、という見方である。

シリアでは、当面、アサド大統領に取って代われる人物はいない。

シリアではロシアの情報網がしっかりしているのに対して、USはあまり情報がとれていない。

グローバルvsリージョナルパワー

・米国とサウジ、イスラエル 
・ロシアとイラン

親のいうことを聞かないリージョナルな存在。サウジとイランの対立=ワッハーブ vs シーアのみか?