『ロレンスがいたアラビア 下』(スコット・アンダーソン著、山村宜子訳、白水社、2016年)

下巻はアカバの攻略で有名になったロレンスの活躍、そしてダマスカス奪取でアラブ反乱終盤戦に至る。

ダマスカス以後から終末まで、という話。

フランスと英国が中東を取り合う話は、他の本「アラブ500年史」とか、「平和を消滅させた和平」などで読んだ話だが。

この本で新しい話は、やはり、ロレンスとかその他脇役の登場人物が違うと言う点かな。