『第三帝国の興亡 4』(ウイリアム・シャイラー著、東京創元社、1961年刊)

1940年5月10日ベルギー、オランダ侵攻。六週間戦争で終わる。
フランス侵攻。用意周到さ、機動戦であっというまにフランスを制圧する。6月14日パリ占領。

6月21日コンピューニの森で休戦協定に調印。

思うにこのあたりまでが、ヒトラーの大成功の頂点である。

英国の徹底抗戦、英国を侵攻できず、東に向かう。

モスクワに迫るも、泥濘の秋〜冬将軍の到来でモスクワを責め得ず、ソ連軍の反抗に合う。

日米開戦とともに、米国に宣戦布告。

アフリカで敗北する。

スターリングラードでの敗北まで。

ヒトラーは自己過信でほとんど自滅したと言えるだろう。