バンコク旅行メモ

1日目

空港に付いたのは、大体定刻で5時前。鉄道ルートでホテルに向かう。ホテルに着いたのは7時頃なので、2時間位掛かった。慣れれば1時間以内で着くのだろう。

スワンナプーム国際空港〜マッカサン駅:5つめ。35バーツ。
マッカサン駅〜シーロム駅:5つめ。ICカードを購入。年齢別により料金が異なる。200バーツ。

駅は階段がすくなくスロープである。エスカレータまでスロープだ。

両替:スワンナプーム国際空港の銀行の両替は1万円が2690バーツ(1バーツ3.72円)。マッカサン駅のエアーポートリンクの出口にある両替では1万円が2860バーツ(1バーツ3.50円)であった。1万円に対して600円も違う。どこの国でも銀行が一番えげつないかな? マッカサン駅の両替は誰が運営しているんだろう。どこかのガイドブックでは鉄道の運営母体とか書いてあったような気がするが。

夕食はホテルから近い、海鮮料理屋さんソン・ブーンに行く。プー・パッポンカリーともう一品、魚の丸揚げニンニク付けた料理を頼む。カレーより魚の丸焼きが美味しかった。シャンシー・ビール(Singha Beer)と3点で1001バーツ。ちょっと食べ過ぎた。

ホテルの部屋のハウスキーピング向けチップは20バーツで良いとのこと(フロントで聞いた)。

2日目

11/2は快晴。朝9時の時点では、室外の温度は東京よりもだいぶ高い。真昼はどうか? 町を歩く人はサンダルが多い。

ファランボーン駅から西へ向かって歩いたつもりが、どうやら方向を間違えたようだ。バンコクの中華街を通ったのでそこは間違いなかったようだが、そのどこかで南に向かってあるいてしまったようだ。もっと大きな路をまっすぐ進むとよかったかもしれない。

結局、シーローの運転手に話しかけられて、シーローに乗ることとなる。200バーツを170バーツに値切る。考えてみると30バーツは7,80円である。

ワット・ポー寺院はなかなか気に入った。寺院の中で催しをしたり、お菓子などの屋台がある。入場は100バーツ。アイスクリームとお菓子を買う。25+10バーツだったような。20バーツをお寺にお布施する。

ワット・ポー寺院でのタイのダンス演技はよかった。ダンスの身のこなし方は日本などとは根本的に異なる。手や足の動かし方やバランスのとり方は、階段をスロープで変えるのと同じ発想がある。つまり、ゆるやかな優しさ。

王宮まで行ったが疲れてたので入場は回避してホテルに帰る。帰りのタクシーは25分位で250バーツであった。そうしてみるとやはりシーローは少し高かったかもしれない。いずれにしても東京のタクシー代の数分の1である。

タクシーの中から見たバンコクの街は古い。街並の全体が作り直されて新しくなるには巨額の投資が必要だ。バンコクで街並みを作り直すだけの投資ができていないのかもしれない。

道路が車で溢れている。救急車が来ても身動きできない。もっと地下鉄・高架鉄道網を充実して車を減らさないといけない。

バンコクの中心街は、サイアム駅からチットロムのあたりで、スカイウオークがあるのはとても便利だ。

バンコクの老舗デパート サイアムのセントラル・チットロムに行く。なかなか豪勢だが、こういう店はグローバル・ブランドが入っているのでタイ独自の品物を見つけにくい。

その近くのセントラルワールドにて、ちょっと食べる。ここので入った、ソムタムヌア(Somtamnua Central World)という店のソムタム料理(Tam-Mua-Thai)は美味しかった。ベストである。明日も食べに行こう。

ホテルに帰ってネットで見たら、かなりの人気店の、支店(?)のようだ。本店(?)はサイアムの地上にあるらしい。

3日目

10/3 8時少し前にホテルを出て、シーロム駅からファランポーン駅までMRTで行く。ICカードに100バーツチャージしたが、それは余分だった。現在の残高が170バーツは多すぎる。シーロムファランボーン往復してもかなり余る。営業開始は6時からなので明日は使えない。無駄だった。

ファランボーンからエメラルド寺院・王宮まではタクシーで61バーツ。やはりメーター制の方が安い。王宮入場料が500バーツに案内ガイドが200バーツ。エメラルド寺院はめちゃくちゃ混雑している。やはり王の直営だけ合って綺麗だし、整備されている。しかし、それにしても混雑しすぎである。他のお寺との差がありすぎだ。確かに綺麗に整備されているが、むしろ、昨日のポー寺院の方が楽しく過ごせる。

音声ガイドは日本語で丁寧に説明してくれて、建物の趣旨が理解できるところは良いと思う。しかし、1時間半で返せ、とは実に忙しい。せわしなさ過ぎる。

その後、遊覧ボートでカナル巡りした。これは1000バーツで、ちょっと余分だったな。船を降りて、少し歩いていたらシーローに呼び止められたので、ワット・アルンに連れて行ってもらう。遠いので200バーツという。180バーツに値切った。実際はそんなに遠くないのである。

ワット・アルンは、人があまりいない。囲いの中に入れなかったが、休みのためだろうか? 土曜日はお休みなのか? 随分と大勢の軍人らしき人がいた。ワット・アルンは近くで見るとそんなに大きいという印象はない。このお寺は遠くから見るものではないだろうか。

渡し船がもうクローズしたというので、ちょっと困って、タクシーに乗ろうとするが若い運ちゃんと運賃交渉まとまらず。タクシーをキャンセルして歩く。人が歩く方向/タクシーの行く方向にしばらく歩いたらお寺にぶつかる。しかし、このお寺の案内はほとんどタイ文字で読めない。

中心の塔に看板があり、Wat Prayurawongsawas とある。このお寺を出たところで運良く、年配のタクシー運ちゃんにあった。メーターでファランポーン駅まで走ってもらう。67バーツであった。そこからホテルに戻る。

7イレブンでビールを買おうと思ったら、ビールを買えない時間帯だったようで、売ってもらえず。350ミリリットルのシンガービールが40バーツである。日本の半額位だろうか?

シーロム通りにはセブンイレブンが結構ある。

ホテルで一休みして、帰りの方法を調べる。最初にシーロムの駅で聞いたら運転開始は6時からだそうだ。そうなると、地下鉄も高架鉄道も営業は6時からである。これでは、明日は利用できない。困ったね。

少し懐が寂しくなってきたのでネットで両替店を探す。両替店についても日本語情報がある。一番近いところから順に探していこうと思ったら、最初の店でOK。

レシートに店の名前がタイ語のみだが、5000円が1450バーツとなる。つまり、3っつの両替店の中で一番の高レート。窓口が4つ、受付2名で7,8名で運営していると思うが。チェーン店の支店だが、これで経営が成り立つとすると、空港の銀行両替店はぼろ儲けだろう。

次にエアーポートリンクのマッカサン駅に行く。マッカサン駅には時刻表がある。朝5:33が始発、5:49分が次である。エアーポートリンクは使える。

その後、チットロム駅まで行って降りる。チットロムとサイアムの間は一番の繁華街である。昨日行ったセントラルワールドにまた行く。今日は別のイベントをしていてうるさい。この6階には、伊勢丹が入っていて、日本食のお店も多い。吉野屋もある。バンコックに来て日本食はない。

その後、地上を歩いて、サイアムセンターに行く。ソムタムヌアの本店を見つけた。5人ほど外で待っている。どうしようかと思ったが、さらに5人ほど来た。やはりかなりの人気店である。ということで回避して、少し奥の古めのタイレストランに入る。一人でも笑顔で席に案内してくれた。ソムタム(メニューにはソムタムとは書いてないが、写真はそっくり)、キノコのニンニク炒めをたべとシンガビールを2本飲む。味はまあまあだが、接客が良いと思う。

昨日のソムタムヌアと比べると、辛さがかなり違う。ソムタムヌアのソムタム料理はめちゃくちゃピリ辛で、ビールを飲まずにはいられない。しかし、今日のピリ辛度はそんなでもない。他の条件が同じなら、ソムタムヌアに一票だが、昨日のソムタムヌアは若い兄ちゃんとお姉さんがちゃらちゃらした接客であまり印象良くない。それにちょっと高かった。

4日目

4日は8時発の便で帰国である。

5時30発のエアーポートリンクに乗ることとし、ホテルから駅までタクシーに乗る。ホテルの前で客待ちしていたタクシーに乗ると200バーツという。高すぎるといい、かなり激しく交渉して100バーツにさせる。マッカサン駅に行けといったのに、その一つ前の駅まで行く。まあそれでも良いが約束違反である。近いじゃないかというとニヤッと笑う。これは50バーツの距離である。確信犯だと思う。

結局、タクシーは5台乗った。2台はメーターで走り、2台は固定料金、後1台は交渉決裂である。1台は疲れていたので運ちゃんの言うまま。1台は半額で妥協。メーターを出さないタクシーはいずれもメーターの数倍の金額をふっかけてくる。もしかすると、シーロー時代の名残なんだろうか。タクシーの料金が信用できないのは問題だろう。

何にしてももっと地下鉄または高架鉄道を整備しないと街中に車が溢れ、道路が騒音に満ちているのは大問題だと思う。