「電子書籍で生き残る技術」ちょっと偏っているかな

今年は、タイトルに電子書籍というキーワードが入っている書籍は、端から買って読んでいる。
 
ジャーナリストやプロのライターの書いた業界動向物も中々面白いが、「電子書籍で生き残る技術」(川崎 堅二・土岐 義恵共著、オーム社、2010年11月発行)は、そうした本とは違って、技術系の出版社向けの電子制作システムを主眼としている。
 
なにしろ、Subversionを使ったバージョン管理システムを中核とするワークフローを作ったらどうかとか、プラットフォーム依存度を減らすために自社で販売サイトを作ったらどうかとか主張するくらいである。
 
実は私もまったく同じことを考えていて、Webサービスのシステムを作っているので、そういう意味では大変参考になった。