『ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙』(野本 晴代、R.ウイリアムズ著、岩波新書、1997年発行)

ハッブル宇宙望遠鏡NASAの大きな成果の1つといえる。それにしても、打ち上げるまでに掛かった日数(計画遅延)と費用にはびっくり。さらには、レンズの球面収差で画像がぼけてしまい、それを宇宙飛行士のミッションで修理するとは。知らなかったけどすごい。

写真そのものも綺麗だし、宇宙がどのように進化しているかという話もとても興味深い。

500億個の銀河があるという宇宙の壮大さ。

ハッブルヒットナンバーの章。渦巻き銀河、楕円銀河はかなり見慣れているが、リングとかガスのジェットの写真はいままであまり見たことがなかった。実に綺麗だし、不思議な写真が多い。