『カエサル 下』(エルドリアン・ゴールズワーシー著、白水社、2012年発行)

ブリテン島遠征。ガリアを平定してから、ルビコン川を渡るようになったきっかけ、そしてポンペイウスとの戦い。

ポンペイウスの死とアフリカでの、クレオパトラとの出会い。

イタリアにもどり、さらにアフリカにてポンペイウス派残党との戦い。不利な状況であっても、勝利へ導くという、ほとんど軍神といえる。

本書では、カエサルを非常な権力を集めたが王にはなろうとしなかったとして描いている。しかし、共和制を希求する人達によって暗殺された。

しかし、紀元前44年という2060年も前の記録に基づいて本を書くということ自体大変なことだ。