『アヘン王国潜入記』(高野秀行、集英社文庫、2007年3月25日)

ビルマ、中国、タイ、ラオスの国境である山岳地帯、昔の言葉でゴールデントライアングルに潜入してアヘン栽培を実際い体験したというレポートである。

高野秀行自身は、本書が自分の背骨と言っているが、確かにこの潜入レポートは凄い。

何事も自分で体験する、アヘン中毒にもなってしまうという、自分の身体がどうなろうと良いという位の覚悟でやっているのが凄い。