構造化井戸端論議
https://www.facebook.com/NakamataAkio/posts/10212001261727719
キーワード
・SNSは読書の時間をものすごく奪っている。
・伝統的に本が「構造化」してきた知識なり情報のフォーマット
・「本」のかたち
・「本」による情報や知識の構造化はHTML以上に中途半端なものに感じます
・僕は「本」を「著作」の意味でつかってますから、デジタルファーストの著作(構造のある論文、エッセイなど)は僕にいわせりゃぜんぶ「本」です。
・江戸時代でいう「物の本」とだいたい同じですね。知識の根幹となる著作。
・これらは「本」ではないですね>ブログもWikipediaもfacebookの対話。「一人のブログの一年分」くらいまでいくと「本」かも。Wikipediaは全体としてなら「本」かも。
・「物の本」とはしかるべき本という。
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「「本」による情報や知識の構造化」と「HTMLによる構造化」は比較できないものと思います。
本に含まれている文字や表や画像などをデジタル化してHTMLで表すことは恐らくどのような本であっても、タグがめちゃくちゃ複雑になることをいとわなければ、可能だと思います。逆に、HTMLで表すことは構造化を意味しません。タグを付けただけということです。
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※
構造とはなにか?
本の構造
前付、本文(章、節、項)、後付(付録、後注、参考文献、索引)と言った本を構成するブロック
といった構成方法
カバー、扉、奥付
奥付の項目
著者、版元といったメタデータ項目
本文の見出しの階層
太字強調
HTMLの構造
タグ
本からHTMLへのマップの方法
HTMLを可視化すると画面表示となる。それを印刷すると紙となり、それを綴じれば冊子となる。
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しかし、この井戸端論議で交わされている構造という言葉の意味は理解できない。
本がHTMLより構造化されてないっていったいどういう意味で言っているのかしらん。
紙の本はアナログアクセスという制限があるにしても、目次があり、大見出し、中見出しなどの見出しがあり、あるいは、ノンブルがあり、柱がありなどそれなりにアクセスし易いようにできている。
そもそもページが通してふられていること自体かなりの構造だと思う。それに引き替え、Webはリンクがどこに出てくるかわからない。断片的なHTMLファイルをどこにでも貼り付けられるリンクで繫げたもので、これはあまり構造的ではないと思うんだが。
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本のかたちを考える ― その3 主にプリントオンデマンドの本を想定したときの本の大きな構造
http://www.cas-ub.com/outline/ShapeofBook3.html