『科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで』(三田 一郎著、ブルーバックス、2018年6月29日発行)

ある高校生の「先生は科学者なのに、科学の話のなかで神を持ち出すのは卑怯ではないですか?」という問いかけに答える。

キリスト教の生まれや、いにしえの科学者であったアリストテレスの天動説から始め、15世紀末のコペルニクスの地動説、16世紀末のガリレオ裁判、ケプラー、17世紀後半のニュートン、20世紀アインシュタイン、ボーア、ホーキングなど有名科学者の宗教との関係や神に対する考えを説明している。

読み物としても楽しいし、話の内容も興味深い。