『日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業』(中原 圭介著、講談社現代新書、2018年4月発行)

全体的に真っ暗な将来の話が多くて読むのがつらい位である。

日本の国民生活には大きな問題が多すぎる。

一番大きな問題は、人口の高齢化と減少ということで、高齢者の介護や援助のために、社会保障費がめちゃくちゃ多くなると言う見通しにある。

しかし、これは少しずつ改善はできるかもしれないけれども。いま直ぐには直ちになんとかできるものではなく、如何ともしがたいことだ。

それに本書では、今後はITやAI化で仕事が無くなると言っているのだから、長い目で見れば、人口が減るのはいいことではないか。

政治の世界は別にして、庶民は与えられた環境でどれだけ明るい未来を信じてやるかに掛かっているのだから、あまり暗い話ばかりを本に書くのは考え物だ。

中原さんの本は2度と読まない。無意味だ。