『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(J.D.ヴァンス著、光文社、2013年3月20日発行)

連邦政府の住宅政策は家を持つことを国民に進めてきたが、家を持つコストは大きい。ある地域で働き口がなくなると、家の資産価値が下がって、その地域に閉じ込められてしまう。ミドルタウンはアームコによってできた。

ブルーカラーの仕事は良くないと思っていて、自分は働かないのに働いているという。

政府は生活保護をもらって何もしていない連中に金を払っている。

工場に依存するコミュニティは脆弱。工場がなくなると教育レベルが高いか、裕福か、人間関係に恵まれている人は去る。しかし、貧しい人が取り残される。

大学に進むには巨額の金がかかる。

海兵隊の新人訓練。「言い訳をしない」「全力を尽くす」を学ぶ。

オハイオ州立大学がコロンバス発展の後押しをする。

イェールの奨学金は貧乏な学生に篤い。しかし、ロースクールの95%以上は中流階級かそれ以上の出身者で占められている。

アイデンティティを考える。

成功者は違うルールでゲームをする。社会関係資本。イェールのネットワーク。

逆境的児童期体験で心の中に悪魔が生まれる。

ヒルビリーにとっては、本当の問題は家庭内で起きている。