個人投資家向けPTS(Proprietary Trading System)は縮小した。現在は大口投資家向けのダークプールが増えている。
株式注文成立ルールには価格優先原則(成り行き優先)と時間優先原則がある。
株価決定は板寄せとザラ場寄せがある。板寄せは前場開始(寄付)、後場開始、大引け、および特別気配(売り買いのバランスが崩れている)のときの株価決定方法。売り株数と買い株数を一致させる。特別気配は3分で切り上げられる。ザラ場寄せは取引時間中。
板の見方:板は金額別指値の注文数。
浮動株比率は日本取引所グループのWebサイトなどにある。
株価が高値を付けて下げに転じてからの6カ月は信用買いの損切売りが出やすい。安値を付けて上げに転じてからの6カ月は信用売りの損切買いが出やすい。
信用倍率=信用買い残÷信用売り残
回転日数=(融資残高+貸株残高)×2/信用取引売買高
信用取引売買高=融資新規+融資返済+貸株新規+貸株返済
回転日数10日で活発、5日で加熱。短いと投機的。
信用評価損益率=評価損益/買い建て額
0%近傍では投資家の含み損がゼロ。上昇トレンドの真中で利益確定売りが出やすい。通常マイナスで推移する。マイナス20%で大半が含み損を抱える。
株価が変る要因
・需給バランス
・企業価値
・経済現象
長期投資は利益が乱高下する会社より利益が毎年伸びる会社を選ぶのが良い。
景気動向指数をチェックする。特に先行系列をみる。
2000年ITバブルでは、ソニー、ソフトバンク、光通信、ヤフーの株価が急騰。日米で同時に崩壊、ヤフー株価は20分の1,光通信は20日連続ストップ安でピークの24万①000円から895円まで下落。20営業日連続ストップ安は前代未聞。
ダブルインバースETF:大引けにかけてダブルインバース型ETFの先物売り・買いがでて相場に影響を及ぼす。2016年インバース型は指数と連動しなくなって、ヘッジ機能が失われた。